λとは?
λはご存知ですか?
ギリシア文字なのですが、ラムダといいます。
λ(ラムダ)は細長比の記号です。
構造力学ではアルファベットの他に、
ギリシア文字を良く使いますが、その一つです。
そして何よりλ(ラムダ)は屋外広告士試験では
非常に重要なキーワードなので覚えておきましょう。
屋外広告士試験でのラムダ
例えば実技試験の設計で、簡単な構造計算をする時に
ラムダの公式を使い、柱を選定する作業があります。
実技試験だけではなく、学科試験でもラムダの公式は、
度々出題されていますので必ず暗記しておきましょう。
公式は後述します。
細長比ラムダ(λ)は、正式には有効細長比といいます。
細長さを表す値です。
有効細長比の値が大きいと、スリムということで…
途中でボキッと折れる(座屈)する恐れがある都いう事になります。
例えば自立広告物の柱が座屈すると、とんでもないことになります。
なので建築基準法では細長比を柱で200以下、
柱以外で250以下とすると決められています。
この柱で 200以下という数値は、屋外広告士試験の過去問で
出題されているので覚えておきましょう。
因みにラムダの公式は 分母の分子が逆にして
出題されることがあるので公式もしっかり暗記しましょう。
ポイントは前述した通りラムダの値が大きいと『細長い…』という事。
なので、分子側に『柱の長さ』が来ます。
断面が一緒なら柱が長くなれば長くなるほど
細長くなる(ラムダが大きくなる)ということです。
【スポンサーリンク】
関連ページ
- トラスについて
- 屋外広告士設計・施工編トラスの勉強について解説しています。
- アンカーボルトのせん断力の求め方
- 屋外広告士試験の試験対策サイトです。アンカーボルトのせん断力の求め方を解説しています。
- アンカーボルトの引張力の求め方
- アンカーボルトの引張力の求め方を解説しています。
- 垂直応力の2つの式
- 垂直応力σをもとめる2つの式は屋外広告士試験の過去問に出題されていますので解説しておきます。
- ボルトの問題
- 屋外広告士試験によく出るボルトの接合について解説しています。
- 載荷速度と粗骨材について
- 屋外広告士試験に出るコンクリートの載荷速度と粗骨材について解説しています。
- N値と地耐力について
- N値と地耐力について、屋外広告士試験に出た問題を解説しています。
- つりあいの問題
- 屋外広告士試験の試験に出てくる棒とおもりを使ったつりあいの問題を解説しています。