コンクリートの載荷速度と粗骨材について
毎年15問の屋外広告試験で多い時で3問は出る
コンクリート問題の解説です。
圧縮強度試験の載荷速度について
【問1】圧縮強度試験の載荷速度について大きな強度を出すのは、
次のうちどっちでしょう。
載荷速度を早くした場合?
載荷速度を遅くした場合?
【答え】早くした場合です。
【解説】コンクリートの圧縮強度試験で、荷重を徐々にかけていくより、
いっきにかけたほうが強度は出ると言われています。
載荷速度が早い=強度大と覚えましょう。
コンクリートの粗骨材の最大寸法
【問2】コンクリートの粗骨材の最大寸法は?
【答え】25oです。
【解説】土木では40oですが、建築では20oです。
屋外広告士試験では25oと覚えておきましょう。
粗骨材鉄筋の最大寸法と鉄筋のあき寸法
因みにこの粗骨材の最大寸法は鉄筋のあき寸法とリンクしています。
鉄筋を組む時のあき寸法の事です。
鉄筋の間隔が狭くなれば骨材が鉄筋に引っかかり、
コンクリートがうまく流れなくなります。
ですので、鉄筋の空き寸法(間隔)は、粗骨材が通るように
粗骨材の1.25倍にしなければなりません。
粗骨材の最大寸法25oといっしょに、鉄筋の間隔1.25倍と覚えておきましょう。
正確に言うと、この鉄筋のあき寸法は下記3つのうち、
最大寸法以上開けることになっています。
@粗骨材の1.25倍
A1.5d以上
B25o以上
この鉄筋の空き寸法3つも屋外広告士試験に良く出るので
覚えておきましょう。
【スポンサーリンク】
関連ページ
- トラスについて
- 屋外広告士設計・施工編トラスの勉強について解説しています。
- アンカーボルトのせん断力の求め方
- 屋外広告士試験の試験対策サイトです。アンカーボルトのせん断力の求め方を解説しています。
- アンカーボルトの引張力の求め方
- アンカーボルトの引張力の求め方を解説しています。
- 細長比λ(ラムダ)について
- 屋外広告士試験に度々出題される細長比ラムダについて解説しています。
- 垂直応力の2つの式
- 垂直応力σをもとめる2つの式は屋外広告士試験の過去問に出題されていますので解説しておきます。
- ボルトの問題
- 屋外広告士試験によく出るボルトの接合について解説しています。
- N値と地耐力について
- N値と地耐力について、屋外広告士試験に出た問題を解説しています。
- つりあいの問題
- 屋外広告士試験の試験に出てくる棒とおもりを使ったつりあいの問題を解説しています。