トップページ ＞ 法令編 ＞ 建築基準法の定期点検について

屋外広告士試験では建築物の点検、報告について

 

試験で出題される事があります。

 

 

例えば・・・

 

 

因みに有資格者とは1級建築士、2級建築士、

 

又は国土交通大臣が定める資格を有する者です。

 

つまり建築のプロに点検報告させよ。

 

と言ってる文章です。

 

どうでしょう。

 

この文章は適切だと思いますか？

 

 

屋外広告物条例の点検との兼ね合い

 

屋外広告士を目指している方ならピンとくるはずですが、

 

屋外広告物条例にも継続更新の時に定期点検があります。

 

屋外広告物条例ガイドライン(案)19条に屋外広告士か、

 

それと同等以上の知識を有するものに当該広告物の点検を

 

させなければならないと書かれています。

 

つまり建築基準法の点検と屋外広告物条例の点検で

 

重複して点検する必要があるのか？という事ですが・・・

 

これはあるのです。

 

所有者にとっては辛いですが、どちらも必要な点検です。

 

因みに建築基準法の点検は屋外広告物条例の点検に比べ

 

アバウトな点検で良いことになってることが多いです。

 

建築基準法の点検は建築物と広告板の緊結部分の劣化や

 

損傷に対して点検報告させているのに対して、

 

屋外広告物条例での点検は、緊結部分だけではなく

 

広告物全体に点検も必要です。

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