屋外広告業の登録について

屋外広告業の登録について頻繁に試験問題として出ますので、

 

整理して覚えておきましょう。

 

登録などは屋外広告法第10条に記載されています。

 

屋外広告法第10条には次の4つの事が書かれています。

 

登録の有効期間について

 

登録の要件について

 

業務主任者の選任について

 

登録の取消し及び営業の停止

 

 

 

登録の有効期間について

 

屋外広告業の登録期間は5年となっています。

 

これは5年をしっかり覚えておきましょう。

 

 

 

登録の要件について

 

 

@申請書や添付書類が虚偽だった。又は重要な事が記載されていない。

 

Aいったん登録を取り消された人は2年間登録できません。

 

BAの人は代表者だけじゃなく、取消された当時の役員も含みます。
  ※取り消された当時とは取り消された日より前の30日間。

 

C屋外広告条例で営業停止されている期間。

 

D罰金以上の刑に処され2年を経過していないもの。

 

E未成年者の代理として登録しようとする者が@〜Dに該当する時。

 

F法人の役員で@〜Dに該当する者がいるとき。

 

G業務主任者を選任にしていないとき。

 

 

登録の要件は、2年がポイントです。

 

 

業務主任者の選任について

 

まず、屋外広告業者は営業所ごとに必ず、この業務主任者を

 

専任しなければなりません。

 

この事は、よく屋外広告士試験に出ますので

 

覚えておきましょう。

 

 

『業務主任者の選任について』は業務主任者になりえる

 

条件を覚えましょう。

 

業務主任者になりえる条件は3つです。

 

@登録試験機関の行う試験に合格したもの。

 

A都道府県の行う講習会の過程の修了者。

 

Bこれと同等以上の知識を有するものとして条例で定めるもの。

 

条件が3つある事を覚えておくのと、

 

試験合格者、講習終了者、同等以上知識人と覚えておきましょう。

 

 

登録の取消し及び営業の停止

 

不良業者撲滅のため登録制を導入し、登録された屋外広告物業者に

 

6カ月以内の営業停止を命ずることができるものです。

 

営業停止期間は罪の度合いにより知事が6カ月以内で決めます。

 

営業停止中は契約はもちろん見積もりも停止になります。

 

営業停止になるケース

 

@不正に屋外広告業の登録を受けた時。

 

A前に取り消しされた法人の役員が2年を経過しないで
役員になっていたとき。また同じように未成年者の法定代理人も
2年を経過しない場合営業停止になります。

 

B屋外広告条例で以前に罰金以上の刑に処された者が
2年を経過しないのに屋外広告業者の役員又は
未成年者の法定代理人となった時。

 

C営業所ごとに業務主任者が専任されていない時。

 

D条例に違反したとき。



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