景観地区と準景観地区の違いについて

景観地区は都市計画に定めることができる地域地区です。

 

あくまで都市計画法による都市計画の決定続きで定められます。

 

形態意匠の制限を必ず定めることとしています。

 

この必ず定めるは、試験に出ますので覚えておきましょう。

 

例えば…

 

【問題例】

 

次の記述は適切か?

 

 

市町村は都市計画に景観地区を定めた場合は、

 

必要に応じて当該都市計画に建築物の形態意匠についての

 

制限を定める事ができるとされており、

 

必ずしも形態意匠についての制限を定められるとは限らない。

 

 

このような問題が出ることがあります。

 

 

答えは形態意匠の制限を必ず定めるので、

 

もちろん『適切ではない』 となります。

 

 

 

 

眺めの良い昔ながらの温泉街は準景観地区!?

 

 

前述した通り景観地区は、都市計画区域、準都市計画区域内でしか、

 

定めることができません。

 

 

でも、都市計画区域、準都市計画区域以外でも、

 

景観の良好な地域があります。

 

 

このような時に適用できるのが 準景観地区 制度です。

 

 

具体的には、都市計画区域、準都市計画区域以外で、

 

景観計画区域が定められた区域のうち、

 

すでに良好な景観が形成されている区域について

 

準景観区域を指定する事ができます。

 

 

市町村は準景観区域を景観区域と同様の規制を

 

定めることができるようになります。



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