色相対比って!?

色相対比とは同じ色でも背景色によって、違う色に見える

 

現象の事です。

 

まずは、こちらの赤い四角を見てください。

 

パソコンの画面上では難しれませんが、

 

この赤い四角を20秒ほど見てから

 

下のスペース(画面上の白い部分)を見てみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初は赤が残像で見えますが、少しづつ青緑が見えて

 

きませんか?

 

 

実は人間の脳内に色を見ると、同時に見た色を打ち消す為に

 

反対の色を網膜条に作り出します。

 

 

これが無いと、最初見た色(この場合、赤色)の残像がいつまでも残り

 

次の色を正確に色別できなくなります。

 

見た瞬間打ち消すために反対色を網膜上に作りだすという事です。

 

 

 

反対色とは!?

 

 

赤の反対色は青緑です。

 

各色の反対色は色相環で分かります。

 


※色相環

 

 

黄色だと紫、オレンジだと水色などです。

 

 

ですのでバナナを見た多瞬間、網膜上には、

 

なすびのような紫色が作り出されてるわけです。

 

 

 

補色残像現象、心理補色

 

 

このように今まで見ていた色の反対色が見える現象を

 

補色残像現象といいます。

 

 

そして見ていた色の反対色を(この場合青緑)を心理補色と言います。

 

 

けっきょく色相対比って!?

 

 

 

そして色相対比に戻りますが、上図のように真ん中に黄色、周りが赤では

 

赤の心理補色青緑に重なり、真ん中の黄色が緑っぽい黄色に見え

 

 

周りが緑でのほうは真ん中が黄色は赤っぽく見えます。

 

 

このように中心の色が周りの色の補色残像としてあらわれ、

 

心理補色の方向へ変化して感じられる事を色相対比と言います。



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