照明光源と色について

屋外広告試験で照明光源による色の違いについて、

 

たびたび出題されています。

 

光源と色については、しっかり把握しておきましょう。

 

 

光は電磁波!?

 

光は電磁波の一種です。

 

波長の違いはありますが携帯電話やスマホの通信に使っている

 

電磁波と同じです。

 

波長はnm(ナノメートル)という単位で表されます。

 

光の波長は380nm〜780nmです。

 

 

我々は、この範囲の波長を目で見て、色を見ています。

 

 

 

 

 

演色性について

 

 

『色』の見え方を考えるときに出てくる言葉で、

 

『演色性』という物があります。

 

演色性とは、光で物体を照らした時に、自然光が当たった時の色を

 

どの程度再現しているかを示す指標で、平均演色評価数(Ra)を使って

 

表すのが一般的です。

 

 

Ra100は、自然光が当たったときと同様の色を

 

再現していることを意味します。

 

色の見え方を重要視するような場合は、平均演色評価数

 

RA=80以上の光源を用いることとされています。

 

 

 

相関色温度

 

 

相関色温度とは光源色を温度で表したものです。

 

 

赤っぽくしたい場合は3300K(ケルビン)以下にし、

 

白くさせたい場合は3300から5300kとし、

 

青っぽく涼しげにしたい場合は5300k以上に光源が適しています。

 

因みにケルビンは色温度の単位として使われていて、

 

太陽の色は6000から6500Kです。



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