戸外での測色注意点
戸外での測色注意点ついて過去に出題されていますので、
しっかり覚えておきましょう。
戸外で行う測色は、設計対象広告物を図(図形)と見立てて、
そのほかの要素(景観構成要素)は地(背景)として測色します。
測色方法
測色方法は次の2つの方法で行います。
1
対象に密着して『本来の色』を測る。
対象に近づいて測色するという事です。
2
対象から離れて景観色としての『見かけの色』を測る。
広告物に近づける場合は、本来の色を測り、
近づけない場合は、2の方法で測色します。
測色のための注意点
測色する時間帯は日の出3時間後、日没3時間前がベストです。
戸外の為、高輝度、高照度の影響を抑えるため、
作業時間の短縮と要領よく測色作業を行う。
近づける場合は、色票と対象は同一平面上に置き、
目の位置(高さ)と垂直(同じ高さ)にする。
マスクを使う場合は影が出ないようにする。
近づけない場合は、基準となる色票と対象は、
同じ自然光照射の状態を保つ。
色票は反射しないように対象との向きや位置関係を
考えて測色しなければなりません。
もちろん近づけない場合もマスクを使用し手も良いです。
この近づけない場合の測色は、相当の実技回数を
こなさないと正確な測色ができないと言われています。
日ごろから色になれる訓練を積み重ねることが
大事と言われています。
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